いまが北海道の転換期。その役割はとても大きい

現在、1960～70年代に多く造られた建造物が建て替えの時期に突入しています。
ビルなどの大型建造物の寿命は50年と言われており、イチから造り直す必要性があるからです。
建て替えのためにはもう一度まっさらな地面に戻さなければなりません。
そして、地面を掘っては固める行程が必要です。
地震・津波などの災害にも耐えられる強い建物のために、地盤整備は欠かせないのです。 新しい建造物を使用する人々の安心・安全を支えるのが、建築・土木工事の使命です。

職人の足もとを守り、“花道”を支える仕事

高い所で仕事をこなす職人たちが活躍できるのは、安定した足場があってこそ。
“現場の華“とよばれる高所での仕事では、足場が崩れるなどの心配がない環境が絶対に必要です。
だからこそ、足場組みは「すべての工程で最も重要な仕事」といっても過言ではありません。
大規模な建造物の工事・イベント会場設営など…足場を組み立てる作業は絶対に外せません。
現場に関わる人々が無事に明日を迎えるためにも大切な仕事です。

一ミリの隙間を許さない仕事が、
100年先に残る大仕事への架け橋

コンクリートを打設するまでには、入念な準備と計画が必要です。打設の方法や配合調整・打設を実施する日程に輸送方法など…。たくさんの決定を積み重ねてようやく実行されます。
さらには、にわか雨や雪・ゴミの混入にも気を付けなければなりません。
こうした多くの障害を乗りこえて、ミリ単位のスキマもない仕事ができれば何十年もの地図に残る仕事へとつながります。現場に立つ者だけが、このスケールの大きさを実感できるのです。